妄想映画プロダクション

妄想した映画を書いていこうと思っています。

コカコーラ名前プロモすごい!凄いし、美味しいし、安いから…

コカコーラの広告はよく話題になり、その多くが感動的なブランディング広告で企業イメージはよくなっているのですが、今回のネームボトルは購買行動を促進する素晴らしい広告ですね。

かつて、ペプシでボトルキャップをつけてバカ売れした時代がありました。
オマケ商法です。

今回はパッケージにランダムに名前を印字するだけです。
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何がすごいのかと言うと…

自分ゴト化させ、シェアさせる力がとてつもない。

あ!自分の名前だ!記念に買おう!→買ってLINEグループもしくはFBに投下!

あ!⚪︎⚪︎さんの名前あった、あげよう!
→⚪︎⚪︎さん、嬉しくてFBに投下。

あ!★★さんだ!本人に写メしよ!
→★★さん、次回コンビニ来店時つい自分のを探してしまう。


消費者が自分ゴト化してプロモーションに参加し拡散までしてくれます。
ここまではたまにあります。
今回は更に購買につながっています!
結局、目的はここでしょ!

広告界の偉人デビッド オグルヴィも言ってました。
『広告は買わせなきゃ意味ない!』
言葉はうろ覚えですが、内容はそんな感じでした。


とにかくすごいプロモーションだなと感心したので書いてしまいました。

企業としてはクリーンイメージでブランド価値も高いですが、商品性質上それだけではないですね。往々にして悪しきイメージにすぐなる嗜好品だから、必死にブランディングしなければいけないのかもしれません。既に禁煙の流れのようにニューヨーク市が炭酸ジュースを規制したりしてますからね。

現実的な問題として、コーラは非健康食品な嗜好品です。それは中毒性もあり、過剰摂取で健康被害もあります。僕はたぶんその中毒者の1人です…。

アメリカの貧困、肥満は社会問題化してますが、ここまで深刻なのですね。
とにかく、このラジオを聴いてしばらく色々考えてしまいました。

上で素晴らしい広告と賞賛しました。
それは確かです。
ただ、広い視野でみると色々考えてしまいますね。
コーラが悪い、広告が悪いで済まないからこそこの世界は複雑で悩み深いです。